終活はいつから・何歳から始める?きっかけを紹介していく

終わりを意識するきっかけは何なのか。

終わりに向けて、何をしていくのか。

実際、いつから始めれば良いのか。

 

終活というワードが一般的になった中、

こういった疑問を持つ人が多くなってきています。

 

高齢化社会と言われる現代。

終活について、様々なことをしっておくべきですね。

 

今回は、そんな終活の中で、

・終活を始めるきっかけは何か?

・終活はいつから始めるべきなのか。

・終活は何歳から始めるのか。

 

こういった知識をまとめていきます。

では、はじめていきましょう。

 

【意識調査】終活をはじめるきっかけ

まずは、終活をはじめるきっかけについてお話していきます。

 

大手仏事関連メーカーの「大野屋」が2016年7月〜12月に行ったセミナー内で、

終活をはじめたきっかけに関して、調査を行いました。

首都圏の3箇所で行われた190人に対するアンケートになります。

 

その結果を御覧ください。

Q.終活を始めたきっかけは?

1位→「年齢的に終活の必要性を感じた」48.2%

2位→「パンフレットやセミナーで知ったから」19%

3位→「知人・友人の話から必要性を感じた」8.9%

4位→「葬儀に参列した」6.7%

4位→「自身が入院をした」6.7%

以上が、アンケートの結果になります。

(公式サイト:http://www.ohnoya.co.jp/

 

約半数が「年齢」をきっかけに終活を開始しているようです。

 

人間いつ死ぬのかわからない。

これは、生きている人間すべてに言えることです。

 

ただ、年齢によって、病気や怪我のリスクは高まります。

重大な病気で、終活をすることができないという可能性もあるのです。

 

そういった年齢的な危機感より、

終活を始める方が多いみたいですね。

 

他には、「友人の話を聞いて」というものや、

「葬儀に参列したから」といったきっかけもあります。

 

やはり、身近な人の話などを聞くと、

自分も終活をはじめようという気持ちになります。

 

また、「自身が入院した経験」なども、きっかけの1つのようです。

何よりも、自身の経験が重要ではないでしょうか?

 

大きな病気でなくとも、将来に対する不安は出てきます。

こうした体験こそ、終活をはじめる強いきっかけになりえるのだと思います。

 

ちなみに、他のアンケート結果を参考にすると、

「配偶者の死がきっかけになった」というデータも多いです。

 

「夫に先立たれ、自身も死を強く意識した」

このような声が非常にたくさん届いています。

 

後ほど、話に出していきますが、

終活の準備としてはお金の準備だったり、葬儀の準備を先に済ませておくといったものがあります。

 

配偶者の死は、他にやってくれる人がいないと意識するようです。

 

ここまできっかけについて話していきました。

 

では、実際にいつからはじめるのか。

具体的に何歳から始める人が多いのか?

 

このあたりの調査をしていこうと思います。

 

いつから、何歳から終活をはじめるのか

ここからは具体的にいつから、何歳から終活をはじめるのか?

この調査をしていこうと思います。

 

今回、参考にするデータは「SBIホールディングス」の意識調査です。

 

70代〜の終活が最多

アンケートを参照すると、70〜79歳から終活をはじめる人が、

最も多いというデータが出ています。

 

Q.終活はいつから・何歳から始めるべきか

70代→36%

60代→29%

80代→5%

50代→3%

 

何歳からという問の中で、最も多いのは70歳〜79歳。

ただ、ニフティが行った調査によると、男女に意識の差が出ているといいます。

 

終活はいつから始める?

・男性→70歳〜79歳が最多

・女性→60歳〜69歳が最多

これは、興味深いデータではないでしょうか?

男性より、女性の方が将来を見据えている。

 

全員がそうだとは言えないでしょう。

ただ、女性の方がしっかりと将来のことを考えている点に関しては、

筆者個人は同意できるな、と思います。

 

平均年齢も長い日本

70歳〜79歳の間に終活を始めるというデータは、

正直、納得できるものでもあります。

 

平成27年度に行われた、寿命の調査によると、

  • 男性→80.79歳
  • 女性→87.05歳

 

これが、今の日本の平均寿命です。

やはり、寿命より少し早めから終活をする方多い。

 

終活には、様々な「やるべきこと」があります。

そういったことを早めから片付けておく。

 

これが、重要なことですね。

 

【新終活】40歳からの終活は早い?

さて、これは何歳から?に派生するトピックですが、

40歳から行う終活は、早すぎるのでしょうか?

 

結論からお話すると「40代からの終活は早くない」

これが結論です。

 

それを裏付けるものとして、ある言葉が生まれています。

それが、見出しでも入れたとおり「新終活」というもの。

 

【用語】新終活とは

やりたいことを、自分の最期から逆算することで、

今を豊かに生きることができるもの

 

年を取ってから、理想の最期に向かって準備をする。

これでは、手遅れになりがちなのです。

 

そこで、40代から早めに終活を行っておき、

最期に合わせて、人生設計をしていくことが重要。

 

40代からは、少しずつ「死」を意識する年齢になります。

それに合わせて「新終活」をしておくことで、豊かな人生設計をすることができますね。

 

ここまで、終活をはじめるきっかけや終活を始めるのは何歳から?

こういった疑問に関して、知識を深めていきました。

 

では、実際に終活は何をすればよいのか。

次はこの部分を深めていきましょう。

 

終活は何をする?

「終活のきっかけや時期はわかったけど、実際何をするの?」

こんな疑問が生まれたと思います。

 

ここからは、終活でやるべきことを一覧で見ていきましょう。

 

 

終活でやるべきこととは?

では、終活でやるべきことを解説してます。

終活では、基本的に5つのやるべきことがあります。

 

終活でやるべきこと5つ

  1. お金のこと
  2. 身の回りのものの整理
  3. 医療・介護関連
  4. 葬儀・お墓
  5. 思い出の整理

 

これが、終活でやるべき5つのことです。

では、その中で「まずは最低限やること」をリストアップしておきます。

 

終活で最低限やるべきこと

◯病気対策

  • 救急医療情報カードの用意
  • 入院した場合の準備

◯孤独死対策

  • 見守りサービスの利用

◯介護対策

  • 委任契約
  • 見守り契約
  • 成年後見制度

◯終末期医療対策

  • 尊厳死宣言
  • 公正証書

◯墓、葬儀、供養

  • 死後事務委任契約

◯遺産、財産管理

  • 公正証書遺言の作成

 

以上が、終活において最低限行うことになります。

 

続いて、それぞれの項目に関して、

簡単に知識をまとめていきます。

 

【病気対策】救急医療情報カードの用意

こちらは、一人暮らしの高齢者を対象とした、

救急時の様々な情報を書き込むことができるカードになります。

 

救急医療情報カードには、以下のような情報を書き込みます。

◯救急医療情報カードに書き込むこと

  1. かかりつけ医
  2. 既住歴
  3. 常備薬
  4. 緊急連絡先 

 

このカードは、市役所等で配布されています。

もし、一人暮らしの方で、こちらを持っていない場合は、

市役所に取りに行ってみましょう。

 

【病気】入院の準備

入院の準備として、

医療に関する事前指示書公的医療保険などをしっかりと整理する必要があります。

 

また、在宅医療か病院医療などの意思確認など、

基本的な入院の意思設定も必要でしょう。

 

【孤独死対策】見守りサービスの利用

近年、孤独死の問題が大きな話題になっています。

こうした孤独死を避けるために、大手の企業が対策に乗り出しました。

 

今、有名なものでは「セコム」のサービスがあります。

 

見守りサービスは、実際に家に出向いて話に来てくれるタイプと、

電話による見守りサービスがあります。

 

こういったサービスの利用が、一人暮らしの方には重要です。

 

【介護】委任契約

寝たきりになった場合、委任契約を結んでおくとお金の面倒ごとで困りません。

自分の財産の管理などを、親族や弁護士の方に委任することができます。

 

この契約は、本人の意思が必要なものなので、

早めに行っておくといいでしょう。

 

【介護】見守り契約

こちらは、先程の見守りサービスと似たようなものです。

見守りサービスをやっていれば、必要ないといえます。

 

【介護】成年後見制度

こちらは、先程の委任契約に付随した内容になります。

 

委任契約では、契約際の「本人の意思が必要」なのです。

 

しかし、認知症などの影響により、判断ができない場合は、

こちらの「後見人制度」を利用する必要が出てきます。

 

もし、意思判断ができなくなった場合、

後見人が代理で介護の手配などを行ってくれるのです。

 

将来的に、どうなるかわからないため、

意思確認の書類をしっかりと用意するべきでしょう。

 

【終末期医療】尊厳死宣言

尊厳死とは、癌など回復の見込みがない状態になった場合の、

延命治療を中止し、人間としての尊厳の元、死を選ぶというものです。

 

尊厳死宣言公正証書は本人が自ら死を望み、

延命措置を差し控えることを公証人の前で宣言し、記録するものです。

 

これらの措置をとって、延命措置をしない選択を取ることが可能。

延命措置に関しては、選択の自由になります。

 

無理して行うことではないので、その点は注意です。

 

【死後】死後事務委任契約

死後事務委任契約とは、先程の「委任契約」を自身の死後も継続させることを、

希望する際に契約するものです。

 

自身の葬儀や埋葬に関する、事務的な手続きの代理権を付与することができます。

 

こうした手続をとっておくことで、自身の死後も様々な揉め事が無く、

遺された人を困らせずに、手続きを終えることができますよ。

 

【死後】公正証書遺言の作成

こちらは、一般的な遺言書の作成ですね。

 

遺言を書く際、公証人をたてて遺言を聞き取り、

実際に公証人が遺言を作成していく手続きになります。

 

この方法を取ることで、遺言が無効になったり、偽造の心配も無くなります。

相続の際、家庭裁判所の検認も必要ありません。

 

自身の死後も、スムーズに相続等を進めることができるため、

手続きで困ることが無くなります。

 

以上が、終活で最低限やっておくべきことになります。

なるべく、早い段階で終わらせておくと、安心することができますよ。

 

まとめ

今回は、終活はいつから、何歳から始めれば良いのか?

そして、終活は何をすればよいのか?をまとめました。

 

終活に関しては、70歳〜79歳から始めるというデータが最多でした。

また、女性の方が終活に関心がある、という内容も興味深かったですね。

 

終活を始めるのであれば、今回紹介した「最低限やっておくべきこと」をはじめにやっていくようにしましょう!

 

では、まとめです。

 

終活はいつから始める?

・男性→70歳〜79歳が最多

・女性→60歳〜69歳が最多
【用語】新終活とは

やりたいことを、自分の最期から逆算することで、

今を豊かに生きることができるもの

 

最低限やるべきこと

病気対策

救急医療情報カードの用意
入院した場合の準備

孤独死対策

見守りサービスの利用

介護対策

委任契約
見守り契約
成年後見制度

終末期医療対策

尊厳死宣言
公正証書

墓、葬儀、供養

死後事務委任契約

遺産、財産管理

公正証書遺言の作成