【遺品整理】供養の必要性とその方法とは?業者に頼む場合も解説

大切な人が亡くなってしまった。
悲しみは大きいと思います。

しかし、その中でも、やらなければならないことがたくさんあるのです。

 

お葬式や火葬など、様々な仏事があります。

その中で、遺品整理をしなければならない場合を考えていきます。

 

遺品整理は、全く整理をしていない家だと非常に大変な作業になるのですが…..

遺されたものたちを、供養したい!

 

そんな方が多いようです。

遺品整理の供養は必要なのか。

その方法や業者などを確認していきます。

 

では、はじめていきましょう。

 

【遺品整理】供養の必要性と考え方

まずは、遺品整理の際、ものの供養は必要なのか?

この知識を深めていきましょう。

 

【歴史と宗教】遺品供養の考え方

遺品の供養はなぜ必要なのか。

 

供養という言葉は、知っての通り「仏教」の言葉です。

仏の心を浄化させ、天へと送る。

 

そういった文化が背景にあり、供物の魂を浄化させる行事を行うのです。

ただ、日本では仏教を信じていない人でも、供養を行ったり、葬式を行います。

 

この背景には、「先祖信仰」の文化が存在しています。

日本は無宗教ですが、昔から「先祖への信仰心」は捨ててきませんでした。

 

ご先祖様は大切にしよう。

ご先祖様のためにお墓参りにいこう。

 

宗教心は無いとはいいますが、こういった先祖への信仰心はあるのです。

このことから派生したのが、「遺品供養」の慣習です。

 

「故人を偲ぶ」

こういった慣習が、日本では広まり始めます。

遺された物も供養してあげようという精神が日本人の心には宿されているのです。

 

また、遺品には「魂が残っている」という教えがあります。

その魂を成仏させてあげよう。

そういった慣習も、非常に強く影響しています。

 

【意見】遺品整理で供養は必要なのか?

非常に簡単ではありましたが、遺品の供養の文化や歴史をまとめました。

みなさんはどう考えますか?

 

遺品には魂が宿っているから、そのまま捨てるのは忍びない。

だから遺品の供養をしよう。

 

このような考え方を尊重する方ならば、遺品供養をするべきだと思います。

 

ただ、筆者個人としては、遺品の供養の必ずやらなければならないか?

こう問われると、微妙ですね。

必要だとは、言い切れないと思います。

 

このあたりは、個人の主観になりますが、

遺品に魂が宿っているのは、宗教的な部分になります。

 

そういったものを重要視しない方は、遺品の供養は必要ないと思います。

必ずやらなければならない。

そうしないといけない。

こういった縛りは全くありません。

 

必要だと考えているならば、この後の内容を読んで、

遺品の供養をしてください。

 

このあたりは、人それぞれであることを覚えておきましょう。

 

【遺品整理】供養の時期の目安はどれくらい?

続いて、遺品供養の時期の目安を考えていきましょう。

遺品供養は、いつまでにやらなければならないのでしょうか?

 

遺品の供養は区切りをつける意味合い

遺品の供養に関しては、時期は特に決まっていません。

つまり、みなさんが一区切りをしたいときに行うべき。

 

「つらい思いを早く抜け出したい」

「悲しい気持ちに一区切りをしたい」

「心のつっかえをとりたい」

 

このような気持ちがあるならば、早めに遺品整理をし、

遺品の供養を行っていくといいでしょう。

 

一つの目安は「四十九日」か

ただ、1つの目安とされる時期はあります。

 

遺品整理に関しても、遺品の供養に関しても、

「四十九日を過ぎてから」行う方が非常に多い。

 

故人の魂は、四十九日までは現世に残ると言われており、

この時期の間は悲しみと向き合い、前向きな気持ちになれるような時期です。

 

そういった意味から、四十九日を1つの区切りとして、

遺品整理と供養を始める方が多いです。

 

遺品供養は「区切り」の意味合いが強く、

心の1つの整理といえますね。

 

【種類】遺品の供養ができるもの

さて、遺品の供養といっても、「できるもの」、「できないもの」があります。

 

遺品供養ができる主なものの種類として、

以下のようなものが挙げられます。

 

遺品供養ができるもの

・日記や手帳

・服

・時計やメガネ

・ネックレス・指輪などアクセサリー類

・趣味のもの

・寝具

・人形

・写真

 

このようなものが遺品供養の対象になります。

 

逆に言えば家電だったり、家で使っていたものなどは、

遺品供養はできないと考えていいでしょう。

大きすぎる物などは、遺品供養は厳しいといえます。

 

また、この後説明する「お焚きあげ」という方法で、

遺品を供養しようと考えている方は注意です。

 

お焚きあげで供養を行う場合は、「燃えないもの」は供養できません。

お焚きあげの対象は、写真や手帳などに限るので、他のものは供養できない対象になります。

 

この部分には、注意が必要ですね!

 

【2つのやり方】現場供養と合同供養

供養のやり方には、「現場供養」「合同供養」という2つの方法があります。

それぞれを解説していきましょう。

 

①現場供養

現場供養は、お坊さんが自宅までお経をあげに来て、

供養を行う方法になります。

 

家族立会いのもと、供養を行ってもらえるので、

思いも気持ちも綺麗に整理できると思います。

 

また、安心感も違いますね。

ただ、値段的には20000円〜と少し高めになっています。

 

②合同供養

こちらは、この後に説明する供養の方法にあたります。

お焚きあげや郵送での供養に関しては、合同供養という方法なのです。

 

他の家族の方の遺品と一緒に供養する方法で、

供養後には証明書が届く仕組みになっています。

 

では、この後にその内容を説明していきます。

 

【方法】遺品の供養はどう行う?

続いて、遺品の供養の方法を解説していきます。

 

遺品の供養には、以下のような方法があります。

  1. 近くの神社でお焚きあげをしてもらう
  2. 特定の神社に郵送して頼む
  3. 業者に頼む

 

考えられる方法としては、以上のようなものがあります。

 

それぞれを、簡単に解説していきましょう。

まずは、「お焚きあげ」です。

 

①遺品の供養をお焚きあげで行う

まずは、遺品の供養をお焚きあげで行う場合の注意点です。

 

お焚きあげは、遺品に宿った魂を燃やすことで、

天へと昇華する意味合いから始まった文化です。

 

こうしたお焚きあげを、近くの神社で行っている場合は、

そちらを利用して、遺品の供養を行っていきましょう。

 

ちなみに、先程も解説しましたが、「燃えないもの」は供養できません。

 

例えば、貴金属、時計、指輪などのアクセサリー類は、

高確率で供養ができないと思われます。

 

お焚きあげで供養できるのは、日記や衣服等がメインになります。

 

ここまで、お焚きあげで供養する方法の注意点を話してきました。

しかし、ここからが最も重要な点です。

 

それはお焚きあげを行う神社が「激減」している点です。

最近は、環境的な問題が取り上げられています。

その理由から、環境に悪影響を与えるお焚きあげの方法はされなくなってきました。

 

とくに、都会の場所では、お焚きあげを行う神社はほぼ皆無です。

東京都内は、ほとんどないと言われています。

ここが一番の注意点ですね。

 

また、神社等で供養を行う場合は、

感謝の気持ちとして「お布施」を納める必要があります。

 

お布施の金額は決まっていませんが、相場としては

5000円〜1万円と言われています。

 

この相場の中におさめるといいでしょう。

 

②郵送して遺品供養を行う

近くで供養をしている神社や寺院がない場合は、

特定の業者に郵送して、遺品の供養を行う方法があります。

 

この場合、人形供養や時計やネックレスなどの、

専門的な供養を行ってくれる神社や寺院を選ぶことができます。

こちらもおすすめの方法です。

 

検索で調べてみると、こちらの寺院が有名でした。

 

千葉県 妙泉寺

こちらは、千葉県に位置する妙泉寺というお寺です。

毎日のように全国から遺品が送られてくるそう。

 

こちらでは、珍しい「人形供養」をしてくれる点で、

専門性が高いといえます。

 

妙泉寺では、写真や日記を始めとして、

財布から動物の剥製など幅広いものを供養してもらえます。

 

もし、郵送での供養を希望するならば、こちらへお願いしてみるといいでしょう。

http://www.ningyo-kuyo.com/index.html

 

ちなみに、供養には代金がかかります。

だいたい、どこの供養でも「1箱5000円」が多い様子です。

 

妙泉寺でも、みかん箱程度の大きさ一箱で5000円。

この金額がかかることも意識しておきましょう。

 

③業者に頼む

最近、遺品整理の業者が非常に増えてきました。

 

現在までに1万近くの遺品整理業者ができ、

かなり大きな市場になっているというニュースを目にします。

 

この遺品整理業者の中には、遺品整理をすると同時に、

遺品の供養をしてくれるところも出てきています。

 

1つ、遺品整理業者の例を出しておきましょう。

 

メモリーズ

こちらは、メディアでも紹介されているような、

有名な買取業者になります。

安心で丁寧な遺品整理を心がけており、頼む側としても安心感がありますね。

 

こちらの業者は、遺品整理+遺品供養のサービスがあり、

一括ですべてを終えることができるため、便利ですね。

https://www.ihin-memories.com/kuyou.html

 

まとめ

今回は、遺品整理における、供養の必要性をメインに解説。

その後、遺品供養の方法や種類などを解説していきました。

 

遺品を供養する必要に関しては、

必ずやる必要はないという認識を持ちましょう。

 

ただ、遺品を供養することは、1つの区切りになります。

悲しみや苦しみとの区切りを付けるために、遺品を供養してもらう必要はあるのかもしれません。